朝からドアポストに何かを突っ込まれている音で目覚め、よく見るとそれは注文していた本だった。
中身を確認して着替えて待ち合わせ場所へと急ぐ。外に出ると本屋に行きたくなるのは不思議なもので、一緒に本屋に行って各フロアを満遍なく回り、気になっていた1冊を買い求める。
別れた後は用事があったので下北沢に向かい、近くに古本屋さんがあるのを思い出した。ついでにと寄ってみると気になっていた本がサイン入りで安く売られていたので、思わずすぐ買い求めた。
たまにはこういう1日もおもしろい。本に支配されているような1日だった。
引っ越しが近づいているのに、こんなに本が増えてしまって大丈夫なのだろうか……でも本が好きだから仕方ないし、本があるから毎日を生きられるように思える日もあるので、結局本と自分は切り離すことができないのだろう。
喫茶七色|akira