喫茶七色を始めた大きなきっかけは、2020年から世界的に大流行したコロナです。
日本も例に洩れずコロナの影響を受け、飲食店を中心に多くが営業停止の事態に追い込まれました。
もちろん喫茶店も開いておらず、いつものお店にいけない日々が続くなかで、僕のパートナーがクリームソーダ好きだと知りました。
暮らしのなかでコーヒーは日常でしたが、正直なところそれまでクリームソーダは、個人的に飲む機会もほとんどなかったのです。
調べてみると、クリームソーダは案外少ない道具でも作れることが分かり、パートナーのために作った1杯が、僕にとって初めてのクリームソーダづくりになりました。
シロップの配合で変わる色の美しさは、いつ見ても飽きることがありません。
特に青系のソーダ水は、グラスに青空や海を注いでいるような気分になります。
それもあって、メニューには空・海・深海という名前をつけたソーダがあります。
大切な人のための1杯という想いは変わらず、これからも僕のクリームソーダづくりをお届けできればと思っています。
喫茶七色|akira