体に悪いものが実は心には良かったりする話

喫茶店で味わうお酒の写真

嗜好品というのは多々あれど、お酒・コーヒー・タバコというのは、やはりBIG3ではないだろうか。

ただ何にせよ、飲みすぎ・吸いすぎというのは体に悪いだろうけれど、ちょっとたしなむ程度であれば、むしろ体以外に特に「心」に良いんじゃないかなと思っている。

例えば、大変な仕事が終わった時やつらいことがあった時に、馴染みのバーや喫茶店で飲むお酒やコーヒーは本当においしく感じる。体が喜ぶというより、心が喜んでいるのを頭で理解しているようなイメージ。

お酒を作るバーテンダーの写真
コーヒーの写真

僕はタバコを吸わないけれど、喫茶店でコーヒーと一緒にタバコを味わっている様子を見ると、少なくともタバコを吸うために喫茶店に足を運んでいるような方もいるんだと思う。

昔々の都々逸には、「酒もタバコも女もやらず百まで生きた馬鹿がいる」という古い話がある。

やってもやらなくても良いんだろうけど、やることで得られる楽しみは何にでもあって、それは体に良いとか悪いとかそんな単純な話だけじゃない。

お酒・コーヒー・タバコが体に悪いと決めつけても、その悪いことが自分の健康を支えている可能性も十分にあり得る。

何も知らないで長生きするより、自分の人生を楽しめるような嗜好があっても良いんじゃない?というのがこの都々逸の意味なんだろうと解釈している。

実際、「体に悪いことをたしなむには自分が健康でなければならない」という意味の都々逸もあるとかないとか。

日本酒の写真

いわゆる嗜好品を控えなければならない年齢や瞬間がいつか来るかもしれないけれど、それまでは健康に気をつけながら、長いようだけれど短い、短いようだけれど長い人生?を自分なりに楽しんでいきたいと思う。

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