2024年10月7日の日記

朝の駅まで向かう道すがら、あるマンションの前に高齢のご夫婦がいて、お掃除をしていた。何度か見かけたことがある。たしか、このマンションのオーナーさんだ。

そして、住人の男性もたまたま出てきたところで、ご夫婦と挨拶を交わしていた。

「おはようございます」「いってらっしゃい」

このやり取りが好きだから、僕は大家さんが近くに住んでいる物件が好きだ。

今も暮らしているアパートの隣には大家さんご夫婦が暮らしている。

「おはよう」「いってらっしゃい」「こんにちは」「ただいま」「こんばんは」「おやすみなさい」みたいに、大家さんと会ったときは挨拶をして、ちょっと会話が弾むときもある。

やっぱり、東京で一人暮らしをしていると、自分から作っていかないと、コミュニケーションの機会は減ってしまうような気がする。

でも、大家さんが近くにいることで、自然と会話が生まれる機会に恵まれている。

ある日、大家さんに言われたことがある。
「ここの家賃が安いのはね、若い子たちを応援したいからなの」

ここに住んでもう約6年が経つ。今暮らしている街が好きなのもあるけれど、やっぱり大家さんが近くにいるからこそ、安心して暮らすことができていると思っているからかもしれない。

喫茶七色|akira

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